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【アカデミー監督賞受賞】二年連続受賞の快挙!イニャリトゥ監督の映画作品まとめ8選

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今年度第88回アカデミー賞で、見事二年連続となる監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。アメリカ映画界に吹き荒れるメキシコ・パワー!三年連続で撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキとのコンビで素晴らしい快挙を成し遂げましたが、実はまだまだ監督作品はオムニバスを含め7作と、これから今後の活躍がますます期待される監督です。ぜひ全作品をチェックしてみましょう!

①アモーレス・ペロス(2000)

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アモーレス・ペロス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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メキシコ・シティで交錯する三つの“犬のような愛=Amores Perros”―喪失と後悔の物語

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の初長編作品で、メキシコ・シティを舞台に3つのオムニバス形式の物語が、「犬」「交通事故」の2つの共通のテーマで交錯していく悲劇の群像劇です。
この作品で長編映画デビューとなったガエル・ガルシア・ベルナルが兄嫁を愛してしまうオクタビオを、娘を気遣う殺し屋エル・チーボをエミリオ・エチュバリア、不倫により人生を棒に振ってしまう売れっ子モデルバレリアをゴヤ・トレドが演じ、それぞれが各話の主人公を務めています。


YouTube

【ガエル・ガルシア・ベルナル】

3つの話が同時進行するこの物語で、柱となる人物がガエル・ベガルシア・ベルナル演じるオクタビオ。彼は強盗で金をもうけ自堕落な生活を送る兄ラミロの妻スサナの相談に乗るうちに、彼女を愛してしまいます…憂い顔がまたステキです!
この映画で一躍国際的にも有名になったガエル・ガルシア・ベルナルですが、その後もイニャリトゥ作品には「バベル」や「ルドandクルシ」に出演しています。
またその他、日本でも注目された作品といえば若き日のチェ・ゲバラを印象的に演じた「モーターサイクル・ダイアリーズ」!
その端正な顔立ちはいまだ衰えておらず、最新出演作のチリ映画「NO」では軍事独裁政権のピノチェト将軍の是非を問う国民投票で反対派キャンペーンをする広告マンを演じています。


http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-03-cc/nrhnk076/folder/572829/84/4877384/img_1?1178100472

②11’09″01/セプテンバー11(2002)

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セプテンバー11 [DVD]
東北新社
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「11分9秒01」に込めた思い―11人の監督が“9・11”を描いたオムニバス作品

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロをテーマに、世界各国を代表する11人の映画監督がそれぞれの“9・11”に思いを込め、「11分9秒01」の長さで制作した短編映画のオムニバス作品です。
各話を担当した監督は、サミラ・マフマルバフ(イラン)、クロード・ルルーシュ(フランス)、ユーセフ・シャヒーン(エジプト)、ダニス・タノヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ)、ケン・ローチ(イギリス)、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ)、アモス・ギタイ(イスラエル)、ミーラー・ナーイル(インド)、ショーン・ペン(アメリカ)、今村昌平(日本)の11人です。


https://www.youtube.com/watch?v=3haDg8wk3BE&feature=youtu.be

【イニャリトゥ監督の11’09″01】

イニャリトゥ監督が表現した「11分9秒01」にはかなりの衝撃を受けます。
タイトルは「メキシコ」。最初の数分間、真っ暗なままの画面が映し出され、ただただ呪文のような声が続き、一瞬ビル壁に何か落下している場面が映ります。
次第にその頻度が増し、呪文のような声が各国のニュース報道だとわかってきます。
そして最後にビルの崩壊、アラビア語と英語で、“Does God’s lights guide us or blind us.”「神の光は我々を導くのか、あるいは盲目にするのか」と問いかけています。
イニャリトゥ監督のこの、“あえて見せず”に観た者の想像と考察に委ねる手法には、やはり驚かされます!

https://www.youtube.com/watch?v=OXttbDyv9Go&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=OXttbDyv9Go&feature=youtu.be

③21グラム(2003)

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21グラム [DVD]
ギャガ・コミュニケーションズ
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21グラムの重さとは一体何なのか―心臓移植をめぐる三人の男女の人間ドラマ

イニャリトゥ監督のアメリカでの長編作品一作目で、普通なら出会うはずのない三組の夫婦が、一つの心臓・その心臓移植によって奇妙につながっていく物語で、この作品でも交通事故が重要なきっかけとなっています。
心臓病により余命一ヶ月の宣告を受け心臓移植を待つ大学教授ポールをショーン・ペン、夫と二人の娘と幸せな家庭を築いているクリスティーナをナオミ・ワッツ、前科者でも信仰篤く生きるトラック運転手ジャックをベニチオ・デル・トロが演じています。


https://www.youtube.com/watch?v=60nBRsR6xoE&feature=youtu.be

【ベニチオ・デル・トロ】

ハリウッド進出第一作となる本作は、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロといった豪華キャスト!
その中でも目を引く演技を見せたのは、前科者ながら信仰に身を委ねて人生をやり直そうと懸命に生きているジャックを演じたベニチオ・デル・トロ。彼はどの作品でも圧倒的な存在感を放っていますが、この作品のラストでは特に印象深い演技を見せています。
ちなみにベニチオ・デル・トロもスティーブン・ソダーバーグ監督の「チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙」でチェ・ゲバラを演じています!


http://24.media.tumblr.com/tumblr_m6cq7eOZSK1ro8i7ao2_500.jpg

④バベル(2006)

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バベル [Blu-ray]
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一発の銃弾と錯綜する場所・時間軸―心も言葉も通じない、この世の悲劇を描く!

「旧約聖書」の“バベルの塔”の説話をモチーフとしたヒューマンドラマで、モロッコで放たれた一発の銃弾が、世界中の離れた土地の人々につながり交錯していくストーリーです。
夫婦の絆を取り戻すためにモロッコを旅行で訪れるアメリカ人のジョーンズ夫妻をブラッド・ピットとケイト・ブランシェット、そのジョーンズ夫妻の子どもたちのベビーシッターをするメキシコ人のアメリアをアドリアナ・バラッザ、その甥サンティアゴをガエル・ガルシア・ベルナル、東京に住むろう者の女子高生・千恵子を菊池凜子、その父親・安二郎を役所広司が演じています。


https://www.youtube.com/watch?v=gzrHrTVaqJs&feature=youtu.be

【菊池凜子とギレルモ・デル・トロ】

この作品では日本が重要な舞台の一つとなっており、その中でも注目されたのが菊池凜子!彼女はこの大胆で繊細な演技でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。
イニャリトゥ監督からの推薦もあって、菊池凜子は同じメキシコ人監督ギレルモ・デル・トロの「パシフィック・リム」でヒロイン役をオーディションで獲得しました。
ギレルモ・デル・トロ監督とはともに映画会社「チャ・チャ・チャ・フィルムズ」を設立しており、お互いにメキシコ映画界を代表する監督としてハリウッドでも活躍しています。


http://jp.blouinartinfo.com/sites/default/files/pacificrim_promo1.jpg

⑤ルド and クルシ(2008)

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ルドandクルシ [DVD]
東北新社
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「チャ・チャ・チャ・フィルムズ」製作第一作目!ベトとタトの兄弟ドタバタコメディ♪

“スリー・アミーゴス”と呼ばれ、メキシコを代表する映画監督であるアレハンドロ・ゴンサレル・イニャリトゥ、アルフォンソ・キュアロン、ギレルモ・デル・トロが設立した映画製作会社「チャ・チャ・チャ・フィルムズ」の第一作で、メキシコで大ヒットとなったコメディ作品です。
メキシコのバナナ園で働くベト・タト兄弟がそれぞれプロサッカーチームに入ってスター選手になるも、二人とも女とギャンブルで人生急降下!二人はラストでPKで兄弟対決し、全ての決着をつけることになります。
監督はアルフォンソ・キュアロンの弟カルロス・キュアロンで、主演の兄ベト=ルド(タフな乱暴者)をディエゴ・ルナ、弟タト=クルシ(軟弱な自惚れ屋)をガエル・ガルシア・ベルナルが演じています。


https://www.youtube.com/watch?v=MzdM1HnTFaM&feature=youtu.be

【ディエゴ・ルナとアルフォンソ・キュアロン】

この映画でガエル・ガルシア・ベルナルと兄弟役で共演しているディエゴ・ルナはガエルとは幼馴染みであり、その作品の前にもアルフォンソ・キュアロン監督の「天国の口、終りの楽園。」で共演しています。
また、チャ・チャ・チャ・フィルムズのように、二人で「カナナ・フィルムズ」という映画製作会社を設立し、お互い監督デビューも飾っています!
アルフォンソ・キュアロン監督と言えば2013年度アカデミー賞で「ゼロ・グラビティ」が監督賞に輝いていますが、こう考えると、すでにアカデミー賞監督賞が三年連続でメキシコ人監督に贈られており、今後のメキシコ映画界の世界進出にも期待がかかります。


http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-3c/kariokaaa/folder/1571263/61/51443061/img_1?1293741535

⑥BIUTIFUL ビューティフル(2010)

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BIUTIFUL ビューティフル [DVD]
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絶望と希望の間で生きる―余命わずかな男が求める“ビューティフル”なものとは

一見美しい大都市バルセロナ、その裏社会に生きる余命二カ月を宣告された男とその家族が懸命に生きていく様子を描いたヒューマンドラマです。
チャ・チャ・チャ・フィルムズ製作で、イニャリトゥ監督が原案・脚本も務めています。
主人公の死者と会話できるという能力を持つウスバルを、「ノーカントリー」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが演じています。


https://www.youtube.com/watch?v=h5O9ah7H5fg&feature=youtu.be

【ハビエル・バルデム】

ハビエル・バルデムは「ノーカントリー」でスペイン人として初めてアカデミー賞を受賞した俳優で、「BIUTIFUL ビューティフル」ではスペイン語で演技しアカデミー賞主演男優賞ノミネート、作品は外国語映画賞にノミネートされました。
また、この作品でスペインの映画賞ゴヤ賞で主演男優賞を受賞しています!
初めてアカデミー賞にノミネートされたのは、キューバの作家レイナルド・アレナスの伝記映画「夜になるまえに」で、それ以降も「海を飛ぶ夢」でも世界の映画祭で各賞を受賞しています。
もちろん「ノーカントリー」での殺し屋アントン・シガー役も強烈でしたが、最近で一番印象的だったのが「007 スカイフォール」の敵役ラウル・シルヴァで、顔が崩れてしまう演技などかなり強烈なインパクトを残しています。


http://stat.ameba.jp/user_images/20121104/18/marilyn-9/bb/67/j/o0800045012270301252.jpg

⑦バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014)

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]
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バットマンがバードマン?公私ともにどん底の俳優が復活に悪戦苦闘するシニカル・コメディ!

イニャリトゥ監督に初めてのアカデミー監督賞をもたらし、アメリカ国内外の各賞を受賞した作品で、かつて大人気を得たヒーロー映画「バードマン」の主役を務めたリーガンが、俳優としても夫・父親としてもどん底のまま過ごしていたところ、再起を目指しブロードウェイ舞台にかける様子を描いています。
主人公リーガンを、やはりかつてのヒーロー映画「バットマン」のバットマン役で人気を得たマイケル・キートンが演じていることが、すでにシニカル!また、ブロードウェイの実力派俳優マイクをエドワード・ノートン、その恋人で女優レズリーをナオミ・ワッツが演じています。
ハリウッドとブロードウェイ、ブロックバスター映画と舞台芸術との対比を非常にシニカルに批判的に描いている作品としても、突出した出来栄えです。


https://www.youtube.com/watch?v=_XOBBmyYNJA&feature=youtu.be

【マイケル・キートン】

2014年度のアカデミー賞を初め、各賞を総なめにした本作は、物語の中のリーガンのように、マイケル・キートンにも数々の称賛をもたらし、「21世紀最高のカムバック」とも呼ばれました。
確かにこの作品での演技は素晴らしく、イニャリトゥ監督の現実的悲愴な世界にここまで「笑い」を起こせる俳優は、それまでの作品の中にはなかったかもしれません!
今年2015年度のアカデミー賞で作品賞を受賞した「スポットライト 世紀のスクープ」で、スクープを追うジャーナリストを熱演しています。
また、この映画で印象的に響き続けるジャズ・ドラムの音楽は、メキシコのドラマー、アントニオ・サンチェズがオリジナル楽曲を作曲しています。


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d0/50dd0f6be945e66256beb11f19ec000a.jpg

⑧レヴェナント:蘇えりし者(2015)

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http://www.amazon.co.jp/dp/B019FGV8PU?tag=iremono05-22

復讐とサバイバルの果てに―実在の罠猟師ヒュー・グラスの衝撃の実話を描く!

主演にレオナルド・ディカプリオを迎えて制作したイニャリトゥ監督の長編映画第7作目で、前作「バードマン」同様、撮影をエマニュエル・ルベツキ、脚本・製作をイニャリトゥ監督が手掛けています。
アメリカの西部開拓時代に実在した罠猟師・探検家のヒュー・グラスは、毛皮貿易のために結成された探検・狩猟チームに息子とともにガイドとして加わったものの、クマと遭遇して瀕死の重傷を負い、足手まといとして置き去りにされ、それに反発する息子も殺されてしまいます。
一旦葬られたグラスが死の淵から蘇えり、復讐のため300キロのサバイバルの旅をしていく様子を、極寒の地で自然光のみで撮影した究極の一作です。


https://www.youtube.com/watch?v=OV0VJpH6lvQ&feature=youtu.be

【レオナルド・ディカプリオとエマニュエル・ルベツキ】

ついにこの作品で念願のアカデミー主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオですが、予告編を見ているだけでもその撮影の過酷さを感じることができ、受賞も納得の迫真の演技を見せています。
またこの作品では、グラスの復讐の対象となるジョン・フィッツジェラルドを演じたトム・ハーディと「インセプション」以来の共演を果たし、アカデミー賞授賞式でもツーショットを見せるなど、仲の良さを垣間見せていました。
過酷な自然環境と自然光のみの撮影を評価され、「ゼロ・グラビティ」「バードマン」と三年連続のアカデミー撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキもメキシコ出身の撮影監督で、イニャリトゥ監督と同じく、これからの作品にも期待が膨らみます!


http://cinetri.jp/photo/news/73gg_winner.jpg

まとめ―スペイン語映画のこれから

イニャリトゥ監督の作品群をおさらいしていくと、一つ気付くことは、その出演俳優たちの演技力の高さ!監督のシビアでシニカルで現実的かつ悲愴な世界観を表現できる俳優を探していくと、このような素晴らしい俳優たちにたどり着くのかもしれません。
そして二年連続監督賞受賞というイニャリトゥ監督の快挙により、メキシコ映画やスペイン映画などスペイン語圏の作品が注目され、日本にも紹介される機会がこれからできるかもしれないと、今後がさらに楽しみになってきました!
アカデミー賞にも表れているように、現在のアメリカではメキシコや他の中南米・南米の国々の人々のアメリカ進出が目覚ましく、特に国境の近い南・西海岸沿いはスペイン語圏の人々が急激に人口を増やしています。
世界で一番話されている言語は英語ですが、スペイン語もこれからスタンダードになっていくかもしれません!イニャリトゥ監督作品から興味を持って、スペイン語映画やメキシコ映画でスペイン語を身近に感じられると楽しいですね。

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