今までの当たり前は偽物!?梅干しの謎

梅干し・・・・・・塩分濃度20%以上

調味梅漬け・・・・塩分濃度10〜5%

このように塩分濃度には大きな違いがあり、多量に摂取すると肝臓などの臓器に影響を及ぼす事も背景にあり、摂取制限を設けなくてはいけない事もあります。ただし、塩分が少ない分カビなどが発生しやすいため合成保存料が使用されている可能性が高く調味液の中には化学調味料や甘味料のステビア、香料、色素などの添加物が使われることも少なくありません。調味梅干しは、水洗いされることでクエン酸が梅干しの半分しかありません。クエン酸は疲労回復や抗菌作用による口臭予防胃腸の調子を整えるカルシウムの吸収を促進するなどさまざまな効果があります。

時代によるソウルフードの変化

本来、自然素材だけで長期保管できていたはずの日本の伝統的食品が、食品添加物なしでは成り立たなくなっているのは、なんとも悲しいことです。しかも、ご覧のとおり、添加されているのは保存料だけではなくなっています。それは、自然に長期保管ができない=長期発酵もされない、ということ。つまり梅干本来の味や風味のあの酸っぱさもなくなってしまいます。
そして、それらを補うために、人工的な食品添加物の酸味料を添加しています。さらに、それだけでは酸っぱくなりすぎて現代消費者には受け入れられにくいということで、甘味料としてステビアなどの人口甘味料が添加されています。その上、熟成されることで本来は出来たはずの旨みのかわりに、アミノ酸等と表示された調味料が加えられます。おいしそうな梅干に見えるよう調整するために、香料や発色剤、着色料が添加されているのもめずらしくありません。
これらの成分が、安価で加工のかんたんな合成添加物であることも、この“食品と呼ばれているもの”が、本物の梅干から程遠い製品になっている、もうひとつの原因でもあります。

 

大量生産型の梅干しの実態

実際にどのようにして調味梅干しが作られているか調べていきましょう。

梅干しに大切な酸味料として、クエン酸、L-酒石酸、乳酸などがあります。 クエン酸はでん粉から、L-酒石酸は、ぶどう酒製造時の副産物の酒石から作られますが、その原料は遺伝子組み換えのとうもろこしなどで、健康面へのリスクや残留農薬等が心配されます。乳酸は自然界に存在しても、工業的には化学合成されたアルデヒド類から製造されます。その他の酸味や風味付け、発酵を止めるためのものとして、本来添加の必要のない醸造酢や酒精が加えられていることもよくあります。甘みを付ける糖類の砂糖や果糖が、梅干に加えられていることの不自然さに変な違和感を覚えます。しかも人工甘味料までが多く添加されています。代表的な人工甘味料であるアスパルテームは、発がん性やDNAを傷つける危険性から問題視されています。いわゆるアミノ酸等とは、これはダシの代用品として広く出回っている合成旨み調味料・化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)のことです。その中毒性と味覚障害誘発性などのために危険視されている物質で、安価な中華料理に大量に使われるので海外では中華料理症候群と呼ばれ、そのため多くのレストランでは、そこの料理でこの物質が使われていないことを、消費者に提示するほどです。その他、かつおエキス、たんぱく加水分解物と呼ばれるものも、上手な呼び方をしているとはいえ、合成食品添加物に他なりません。

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