美容・健康に効能有り!身近にあるハーブとスパイスを日常に取り入れよう!

香辛料と聞くと皆さんがなじみ深くすぐに頭に思い浮かぶのは何でしょうか。ターメリックやカルダモンなどのスパイスからローズマリーやタイム等のハーブまでこれらを総称して香辛料と呼ぶことが一般的です。香辛料の使い方は様々で、勿論そのモノによっての使い分けが必要になりますちょっと手の込んだカレーを作ろうとすると数十種類のスパイスで本格的に作られる方もいるでしょう。でも普段そんなに香辛料を使わないので置いておいても無駄になるんじゃないかと不安に思ってなかなか手が届かない方もいらっしゃると思います。香辛料は幅広く使えると料理のバリエーションも増え、より生活になじみやすくなりますが、先ずはポイントとなる香辛料にだけ着目するでも良いと思います。少ない種類のスパイスをうまく活用して慣れてくれば数を段々と増やしていけば楽しさも知識も深まります。今回は手軽に始められる香辛料の取り入れ方とその代表的な種類の効能についてもご説明します!

1.香辛料の主な使い勝手

古くから伝わる香辛料には深い歴史があります。歴史を遡ること中世の欧州では家畜の肉が人々にとって大切なタンパク質源でした。放牧が出来なくなる冬には家畜を殺してその肉を塩漬けにし保存する方法をとっていました。しかし、塩漬けだけでは肉の腐ったにおいはあまりにも影響が大きかったのです。そこでこれらのにおいも改善するべく香辛料を使うようになります。当時の香辛料は極めて高価なモノで、東洋特産の香辛料は欧州に届く頃には何人もの商人を跨ぎ渡ってくるため、等量の銀とほぼ同じ値段で取引されていました。

香辛料を歴史から振り返りましたが、当時からそれほどに香辛料は人々の中での需要も高いモノであり、生活に根付いた文化でした。現代でも香辛料はは肉や魚などの臭いを発する食材に対してそれを取り除くためにも使われています。また食材に色を付ける香辛料としてサフランなんかも用いられ、胡椒やターメリックなどは辛み、旨みを加えるスパイス(エッセンス)としても使われます。香辛料は料理を作る前段階の下処理から仕上げの彩り、風味付けまで幅広く用いる事で食事をより楽しく、華やかにしてくれます。

2.代表的な三つの香辛料の種類とその効能

◆ バジル

最近アジアン料理が色々なところで取り上げられる機会が増えたように感じます。バジルはインド、インドシナ半島原産のハーブです。インドでは聖なる力を秘める植物として崇められています。アジアの料理では欠かすことの出来ない香辛料で身近なところで言えばガパオライス(タイ風混ぜ飯)などのエッセンスとしては必要不可欠なモノです。バジルはアジア地域だけに留まらずヨーロッパでも料理用のスパイスとして、または薬草としても重宝されています。バジルの名前はギリシャ語の「王様」という言葉 ” バシレウス ” に由来していると言われています。バジルには細かく分けると150種類以上もの品種が存在し、食用以外でも観賞用として利用されるモノまで存在します。皆さんに馴染みがあるものではスイートバジル、ブッシュバジル、シナモンバジル、ライムバジル等々・・・これらバジルの成分は約90%が水分です。勿論それだけでは栄養価が皆無のように思われますがその他にもビタミン、ミネラル、鉄、亜鉛、食物繊維、カルシウムなどが含まれています。バジルの主な効能としてはアンチエイジング、健康維持、ストレス軽減が挙げられます。バジルに含まれるβカロチンは一番高い効能作用が有り、抗酸化作用によるアンチエイジングとダイエット効果の両方に関連します。また、血行促進や代謝機能の向上により肌のハリ、ツヤが高まるのにも期待が持てます。美容に健康にも良いバジルですが、意外にもカルシウム成分も含まれており、カルシウムを体内に吸収し易く促すビタミンKも含まれているのでストレスの軽減にも繋がります。バジルは彩りも香りも様々な料理に合わせやすく、また一般的なスーパーでも手に入りやすい香辛料であるため、日常にも取り入れやすいモノですので是非活用したいツールとして覚えておいてもらうと便利です。

◆クミン

カレーライスの独特の香りと言えばこのクミンがポイントです。クミンは様々な料理に対しても汎用性が高く、その含まれる多くの有効成分が便秘や貧血を改善してくれたり、脂肪燃焼の促進を促しダイエットにも効果を満たしてくれます。その含まれている有効成分ですが他の香辛料にはならない程の充実度です。[ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB群(B1,B2,B3,B5,B12)、葉酸、カルシウム、鉄分、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リモネン、クミンアルデヒド、食物ステロール]と化学で出てきそうな呪文のように聞こえるかもしれませんが、これだけ多くの成分が含まれているのはとても優秀なスパイスです。特に女性に有効なのがクミンアルデヒドというクミンにしか含まれていない成分で、これは独自の香りによってリラックス効果や消化器官系の活性化を促してくれます。具体的な効能としては便秘解消、血液の循環を整える、リラックス効果による神経系を落ち着かせる、抗酸化作用によるアンチエイジングなどです。またビタミン、ミネラルも豊富なため貧血の要望・改善にも一役買います。クミンはもともと天然の抗生物質とも呼ばれる程高い効果をもたらすのでインドでは病気になるとクミンを溶かしたお茶やスープを飲む風習が古くからありました。それはリモネンという成分が免疫力を高めるのに効果的な成分であることから風邪などで入ってきたウイルスを除去する働きをしてくれます。身体が弱った時、体質を改善したいときにも活用出来る優れものです。

◆ローズマリー

ローズマリーは南ヨーロッパをはじめとする世界中の様々な場所で栽培されています。それほどに環境による影響が大きくは無いので生活に一般的に溶け込んでいるハーブでもあります。日本でも庭でローズマリーを栽培するキットなども売られているほど簡単に手に入りやすいです。ローズマリーは記憶力や集中力を高め、強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けています。精神状態を高揚させる事ができ、軽い鬱病を和らげる効果も期待されます。また若返りのハーブとも言われ、血行の巡りを整え、消化機能を高めることで、新陳代謝の向上に働きます。細胞の老化を防止する抗酸化作用も効果が有りますので美容にも良いハーブです。ローズマリーは薬草の形をしているのでそのまま食べる事はなかなか皆さんも得意では無いかもしれません。基本的には肉、魚などの下処理として臭いを消すために使われることが多いです。その他オリーブオイルなどにつけ込んで香りと成分をオイルに移し摂取するやり方も一般的です。美容のためにも良いハーブなのでそれらオイルを髪や肌に塗っても効果が期待出来ます。もともと独特な香りを放つ訳でも無く、すっきりとした匂いなので勉強疲れや悩みに悩んだ脳を起こすには良いとされています。ローズマリーの香りで朝の目覚めを迎えることは医学的にも効果があるとされているので、お風呂の際にローズマリーを入れ香りを脳内にインプットさせると寝起きもスッキリと出来てリフレッシュになります。また肌から取り入れたローズマリーの成分で新陳代謝も高まりますので冬場の冷え性が気になる方は実践すると効果があるかもしれません。

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