未就学児が幼児教室に通うメリットは?受験や学習姿勢のためできること

私は長年、幼児教室の講師や受験専門教室の講師を務めておりました。日々接する未就学児の能力は、親御さんの協力や家庭環境によって、かなり左右されることは身をもって感じたものです。主に、小学校受検のために幼児教室に通う場合と、小学校に上がっても学習能力を高めておきたいと考えて通わせる場合の2種類です。

小学校受検のための幼児教室

幼稚園児が親に手を引かれて、小学校受験のための専門教室に通うことは、今の時代では、珍しいものではないのです。講師の立場からすれば、幼稚園の制服のまま、親の言うとおりに、無理も言わずに教室に通ってくれることだけでも、褒めてあげたくなる気持ちにもなりました。

ただ、小学校受検のために高額な授業料を捻出して、親は子供に期待をかけて幼児教室に通わせているのです。だからこそ、目標は一緒に達成してあげなければいけないというのが、教室側も、親も共通の願いなのです。年齢にすればまだ4,5歳という頃で、お腹が空くときや、眠いときには、まだまだぐずってもおかしくない年頃です。

・目標を持って邁進出来るタイプの子は才能がある

家庭の中でも、小学校受験にむけての話は相当されているのでしょうか、受験専門の教室に通ってくる子は、どこか大人びて見えるものです。そして、根気の持つ力が強いとも言えます。

逆に言えば、その年齢だから、混じりけなしの感情で親の言うことが聞けるとも言えます。年齢が上がるにつれて、自我がますます形成されるものです。そこを考えると、小学校受験というのは、タイミング的に子供さんのモチベーションさえ、コントロール出来れば、うまく行く場合が多いわけです。そこには親の言葉がけや幼児教室側の、テクニックも欠かせないのは確かです。

一般の幼児教室に通うメリットについて

実際に幼児教室に通うメリットとはどのようなものでしょうか。読み書きができるようになりたい、という基本的な学習を高めるために、幼稚園の時期から幼児教室に通わせる親御さんも増えています。
小学校受験のように、明確な目標を掲げるわけではないのですが同じ曜日同じ時間に、その場所に「通う」習慣にこそ意味があるのです。親と一緒に支度をして、その日にその教室に行くことで、お子さんは目的を持つようになります。

子供にも曜日感覚は必要

幼いうちに教室に通うことで、お子様なりの曜日感覚も身に付きます。そして、その教室に間に合わせるために、時間のやりくりの仕方も自然に親を見ながら覚えていくのです。教室に同伴する親御さんは送迎の折に他のお子さんや同伴されている父兄の様子を見たり聞いたりするだけで、その社会を知ることにもなります。

親としての焦りの気持ちも学べる

集団学習の場合には特に、強く感じてしまうのが「うちの子だけが出来ていないのではないか?」という焦りです。兄弟姉妹が居ない家庭の場合には、少しでも遅れをとってしまうと親の方が強い焦りを感じるのは常にあることです。

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