おすすめの戦争小説13選!戦争を風化させないで!

今回ご紹介したいのは、おすすめの戦争小説です。 戦争が終わり70年以上がたちました。 戦争当時を知っている方も少なくなって、戦争を体験していない方々が親、祖父母世代になっていますね。 二度と戦争が起こらないよう戦争の悲惨さを次世代に語り継ぐことが残された人々のつとめではないでしょうか。 そんな時、今回紹介する小説はきっと役に立つはずです。

万人に知られている戦争小説

小説の評価が高く、映画化もされ戦争を風化させないための代表作として2作品ご紹介します。
戦争をする人、その家族、地域の人々みなが被害者であることを知らなければなりません。

火垂るの墓   野坂昭如


スタジオジブリで映画化されたことで有名ですね。
作者・野坂昭如の戦争実体験を元に作られた作品で、14才の兄と4才の妹が戦時中から終戦後までを生き抜こうとする物語です。
この作品には、14才の作者が妹(実際は1才6ヶ月)対してしてあげられなかったこと、こういう兄でいたかったことなどを設定したり、戦時中・終戦後において町の混乱の様子を伝えています。
映画とは違った描写などもあり、読んでもらいたい1冊です。

永遠の0(ゼロ)  百田尚樹


放送作家 百田尚樹の作家デビュー作です。
第二次世界大戦に出征した作者の父や親族の体験を参考に構成された物語です。
主人公とその姉が祖母の死をきっかけに祖父から実祖父ではなかったことを知らされるところから物語は始まります。
実の祖父の人生を調べたいと動き出す姉弟の前に、戦争にかかわる人々の壮絶な人生と隠されていた真実が次々と判明します。
作者の戦争を忘れないでほしいというメッセージと国を守るために命をかけて戦ったパイロットたちの心情を表現した作品です。

原爆を知る戦争小説

黒い雨 井伏鱒二


被爆者の日記と被爆軍医の手記を基にした作品です。
被爆した夫婦が受けた差別・生活の苦しさ、そして被爆した人たちと新しい人生を踏み出そうとする一方で、若年被爆者の結婚に立ちはだかる被爆という苦しみを物語にしています。
原爆投下され数年がたっても被爆者の苦悩は続いているという現実を伝えています。
戦争が終わっても被害者の苦しみは終わらないということを忘れてはいけません。

屍の街 大田洋子


被爆者でもある作者が目の当たりにした原爆投下後3日の有様をリアルに表現しています。
戦争を体験していない人々には到底理解し得ない現実や現場の状態・空気を表現しながらも、作者自身に迫る死の恐怖、さらには生きている罪悪感をも伝えている作品です。
生と死のはざまで揺れ動く人々もまた戦争の被害者です。

この子を残して 永井隆


被爆した作者の死を考える作品です。
原爆で妻を亡くし、自分も被爆し動けなくなった作者に無情にも迫る死と2人の幼子の未来を案じた心を伝えた物語です。
命が助かっても、その後生き抜くためには大変な不安と苦労が続くのでしょう。

特攻隊を知る戦争小説

特攻 最後の証言(文春文庫)

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