歴史小説の名作おすすめ11選!日本史に詳しくなろう

歴史小説というと難しくて読みにくいイメージがありますよね。でも、読んでみるとすっと読めてしまう面白い作品ばかり。史実を元に書かれているものも多いので、いつの間にか戦国時代や明治維新に詳しくなれるというメリットも。歴史に詳しくなってから観光名所を訪れた方が、何倍も勉強や旅行が楽しくなりますよ。初めてでも気軽に読める作品をご紹介します。

波乱万丈!戦国時代が舞台の小説3選

歴史的にも、天下を争って各武将たちがしのぎを削っていた戦国時代。そんな戦国時代を舞台にした小説は、心動かされる名作ばかり。戦国武将が好きな方もそうでない方も楽しめます。

1.武士の生き様に心震える「国盗り物語」シリーズ

出典:新潮社

【あらすじ】
世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を“国盗り”の拠点と定めた!戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語の緒編。

貧しい油売りから美濃国主になった斎藤道三、天才的な知略で天下統一を計った織田信長。新時代を拓く先鋒となった英雄たちの生涯。グイグイはまってしまう作品です。

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2.30年時を超え読まれ続ける「宮本武蔵」シリーズ

出典:講談社BOOK倶楽部

【あらすじ】
野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生(ひつせい)の代表作。若い功名心に燃えて関ヶ原の合戦にのぞんだ武蔵(たけぞう)と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから1年、又八の母お杉と許嫁(いいなずけ)のお通が、2人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は1人で帰ってきた。

己の力の活かし方も見いだせず、力を持て余し獣のように暴れてばかりの武蔵。そんな武蔵が沢庵との対話と開かずの間での自問自答を経て、力とは何か、剣とは何か、人間とは、生きることとは何かを見出し、真に人間らしく道を求めて生きる新しい自分に生まれ変わっていきます。

読み出したら止まらない。時間を忘れて一気に読んでしまう小説です。

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3.戦国の世に生きたのは武士のみにあらず「利休にたずねよ」

出典:PHP INTERFACE

【あらすじ】
女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ男・千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、天下一の茶頭に昇り詰めていく。刀の抜き身のごとき鋭さを持つ利休は、秀吉の参謀としても、その力を如何なく発揮し、秀吉の天下取りを後押し。しかしその鋭さゆえに秀吉に疎まれ、理不尽な罪状を突きつけられて切腹を命ぜられる。利休の研ぎ澄まされた感性、艶やかで気迫に満ちた人生を生み出したものとは何だったのか。また、利休の「茶の道」を異界へと導いた、若き日の恋とは…。「侘び茶」を完成させ、「茶聖」と崇められている千利休。その伝説のベールを、思いがけない手法で剥がしていく長編歴史小説。

直木賞受賞作品でもあるこちらの作品。文章は気品の高い、重厚感があります。利休の切腹を起点に時系列を逆に辿っていくスタイルは新しさもあります。フィクションですが、侘び寂びの世界が素敵で引き込まれます。

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