掃除だけじゃない!魔法のパウダー「重曹」を使いこなそう♪

環境に優しいエコクリーナーとして、最近注目を集めている重曹。油汚れや臭い落としのクリーナーとしてだけでなく、意外なことにも使えちゃうんです。重曹を使いこなして、エコでナチュラルに、そして健康に過ごすための秘訣をたくさんご紹介します。すぐにでも試せることがいっぱいありますので、ぜひ生活に取り入れてみませんか。

重曹とは


重曹とは重炭酸ソーダの略語で、炭酸水素ナトリウムのことです。
重曹の曹は単なる当て字で、実はソーダの「ソー」からきているとは、驚きました。
英語名の「ベーキングソーダ」としても、よく知られていますね。

ふくらし粉や野菜のアク抜きとして、日本でも昔から家庭で使われてきましたが、近年では環境を汚さない「エコなクリーナー」としての役割が注目されています。

重曹の種類

重曹には天然物と人工物があります。

天然物

天然重曹鉱石「トロナ」から不純物を取り除き、精製して作ります。
アメリカや中央アジアなど世界の約60カ国で採石されていますが、残念ながら日本では採れません。


人工物

水酸化ナトリウム溶液に二酸化炭素を反応させて製造されます。

鉱床のない日本で作られた重曹は、全て人工物です。

重曹のグレード

重曹には純度に応じて「医療用」「食用」「工業用」の3つのグレードがあります。
純度が一番高いのが「医療用」で、次が「食用」、一番低いのが「工業用」です。

お掃除に使うのは工業用でも良いですが、お料理やキッチンの掃除など、口に入る可能性がある場合は、食用を使うのが安心です。

なお、純度が高くなるにつれ、お値段も高くなるようです。

重曹のはたらき

重曹には5つの働きがあります。

1.研磨作用


重曹は粒子が細かいため、クレンザーとしてステンレスなどの研磨に使っても傷つけにくい性質を持っています。

2.中和作用


重曹は弱アルカリ性なので、油汚れなどの酸性の汚れを中和して汚れを落とします。

3.消臭・吸湿作用


酸性の臭いは中和して消してしまいますが、アルカリ性の臭いも吸収して消してしまうことができます。
また、吸湿作用もあるため、じめじめした靴箱やクローゼットに置いておくと、カラッとさせることができます。

4.発泡作用


お酢などの酸性の物や熱湯を加えると、二酸化炭素を発生させ、発泡します。この泡が汚れを浮き立たせます。

排水口などに重曹をふりかけ、お酢を注いでおくと、ぬめりが取れてきれいになります。

5.軟水作用

水を軟らかくする作用があります。
飲み水として軟水を作ることもできますが、洗濯に利用すると、汚れ落ちが良くなります。

重曹の使い方

重曹は粉末状の物です。
用途に応じた使い方を知っておきましょう。

1.粉のまま使う

粉のまま汚れなどに振りかけて使います。

シェーカーやはちみつ容器などに入れておくと、スプーンなどを使わなくても片手で振りかけられるので、便利です。

汚れに直接振りかけるのではなく、スポンジや雑巾などに振りかけて使うこともできます。

1 2 3 4 5